広島芸術学会芸術展示第10回展「不在の存在論」        
2017年2月21日(火)~26日(日)
広島県立美術館 県民ギャラリー(広島市中区上幟町)
ギャラリーG (広島市中区上八丁堀4-1)

昨夜のうちに広島地方では春一番が吹いたとか。春と言う言葉はどこか希望に結びつく。昼過ぎには雨は完全に上がっていた。
また今日も愛車にまたがり20分、ギャラリーGに着いた。ここには4点展示されている。

とりあえず知り合いの作家の絵を見る。この作家の作品は薄塗りで筆さばきがすごく綺麗だ。
残念ながら他の作家さんとはお話ししたことがない。
ひとつひとつじっくり見ていく

最後まで見たが、良く意味は分からない。でも、何かの存在感を感じる。
「絵を読む」とはこのことかも知れない。

外に出てみたら小雨が降っていた。今日は次第に強くなる予報だ。ギャラリーGの5点は次回にしよう。
愛車にまたがり帰途についた。とたん雨脚が強くなってきた。(ここまで2017/2/22記)

今回は設立20周年を記念して2か所で展示されている。
広島芸術学会会員と広島ゆかりの招待作家の17名で構成されている。

今回のテーマは「不在の存在論」。
 広島では、原爆投下により多くのものが失われました。しかし、それにもかかわらず、私たちのそばに残り続けるものがあるのではないかと思います。。持ち主の失われた被爆遺物が、今もなお強固に存在感を感じさせるように。
(主催者からいただいたリーフレットから抜粋)

「2000年後に発掘された地球儀の化石」と題したこの作品は原爆と言う巨大な異物が地球を壊し、人類をはじめ万物の生命を「不在」にしたものの、2000年後も地球は回りつづけて「存在」している様を表現されたのではないか。……と私は思う。(2017/2/23追記)

 昨日も行ったが、あまり時間がなかったので、さらりと見ていた。というより見過ごしていたという方が正しい。
 「学会」と名乗っているのだから何かを研究しているのだと思い。ホームページで検索してみた。でも浅学菲才のわが身には良く分からない。とりあえず美術館に行ってみる。