⇐船小屋(油彩F30)  1988年 第18回広島県勤労者美術展

この構図が気に入っていたのでF30号で出品した(努力賞)スケッチ場所は浜田市折居海岸、元陽展に出した作品に比べ、空の灰色や海色はこちらの方が好きだ。

1969年から1990年制作
紙面の都合で収容できなかった絵を集めてみた。
(2021/12/14記)

忘れられた舟(油彩F50) 第41回萩市美展⇒


同じモチーフでこちらは萩市美展に出品した。いずれ萩に帰りたく友人を作りたかった。
               現萩市立福栄小中学校蔵

「濱辺(油彩/F80号)  1989年 第20回元陽展

前年の「漁村Ⅱ」で中国新聞社賞を受賞した私はひとつの方向が見えてきた。廃船を訪ねて島根県の大根島に行った時のスケッチをもとに制作した。



「おいでませ萩へ」(ポスター/F50)  1969年萩市美展

 私は21歳の頃先輩の助言を得通信教育でレタリングを学んだ。
22歳で萩に転勤した時にはそれを活かして労音のポスターやステージバックを手掛けていた。
 でも当日観客席から見るとアラばっかり気になり、音楽を聞くことに集中できなかったことを思い出した。
これは当時萩市美展に出品したもの。自作のべニア板パネルにケント紙を貼ったもの。よくも50年以上持ってくれたものと感心している。

北風の浜(油彩F80) 1990年 第21回元陽展

漁村シリーズ4年目の作品で一番気に入っている。
バーントアンバーとグリーンをベースにグラッシ技法でで何度も塗り足し、北風をイメージした。スケッチ場所は益田市。

「漁村」(油彩/F50)  1987年 第18回元陽展

山田先生に言われるがままに元陽展に初出品した作品。で結果は落選。
スケッチ場所(と言ってもこれも写真を見て描いた)は鳥取県田後漁港で手前の水面は山田先生が手直しされた。
この田後漁港は社宅から約30分の所にあり魚釣りにも良く行っていた。

「大山鍵掛峠」(水彩/F10)  1987年

1981年~1983年は水彩を西村清暁先生から習っていた。その後鳥取へ転勤になった3年間は絵を一枚も描いていなかった。1986年に再び転勤で広島に戻ると今度は油絵を山田鐵郎先生から学んだ。
山田先生も大山を描かれていたし私も描いてみた。これは南壁を鍵掛峠からみたもので写真を参考に描いた。
当時はこうしてカープも良く見えていたが34年も経つと杉林も育ち、今はこれほどのカーブは見えない。